コタローのお気に入りの歌一覧
inosann
向かい風あらがう気持ち失せる今ただ耐えている 秋の黄昏
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inosann
晴れの日がこんなに貴重に思う朝 カーテン開けて青空見上げ
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inosann
「人は何故生きる」と問うた二十歳の時 瞳にうつる空は今も青
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inosann
夜半に覚め時の重さが圧し掛かるズシリズシリと秒針に乗せて
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恣翁
時雨聞き 旅居の杯を重ねつつ 酢牡蠣に 箸を休めけるかな
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恣翁
逢へば直 通はする痴戯に泣く声に 行けど醒めしむ 夫咳洩るれば
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恣翁
生れしまま 毛布を被り 火酒唇に探り合ひけり 熾火眺めつ
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恣翁
足枷に靡き 苦悶に耐ふる夜の 覗ける袿に 風ぞさやげる
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恣翁
鐘楼の礎に 紅き濡れ色の楓 時雨れて 吹き寄せられけり
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恣翁
己が絡む心知りぬがに 黒衣の 身だれて 今朝はものをこそ思へ
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詠み人知らず
ふけにけり 乾ける風に月さえて はづれの寺の鐘響みけり
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詠み人知らず
博愛は求むる理想 俯瞰せよ わだつみのごと心こそ持て
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詠み人知らず
雨にも負けず 風にも負けず 無理解や差別にも負けぬ丈夫な心を持ち
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詠み人知らず
給料日 懐ホカるこの時に 久方ぶりに しゃぶキメてやる
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詠み人知らず
噎せるほど籠れる 精の匂ひ掃く風 乳房透く布そよがせぬ
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千映
来春の花に期待の下仕事まず土からとこころは踊る
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千映
ぐんぐんと愛押し付けるあなたには男の性しか見つけられない
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千映
秋深く街がダークな色になる吾ひとりだけ黄緑パンツ
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千映
高齢で不良を地で行く吾の顔元気の他は明るさ取り柄
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千映
「ふきよせ」という名の和菓子もみじ葉が一枚ちょこんと乗りておすまし
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