詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
石川順一
間違えて別の日の題やって居る「星」の題詠み詩人を思ふ
11
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葱りんと
家猫に 成った野良は 安心し 愛想仕草も 減ってツンデレ
11
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詠み人知らず
自転車で熱唱しているスウェット姿羨ましくて月曜の朝
5
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千映
肩に石灰溜まる病気があるのだと友のメールで辛さも知った
10
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夢士
冷たいよ ほらねこんなに冷たいよ頬寄せ合ひし姉と弟
21
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山崎ふゆ彦
晩秋の人の少ない薔薇園の花それぞれの哀しさやさしさ
6
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新座の迷い人
やつがしら あの味こいし 作れずに 祖母を思いて 懐かし事かな
8
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コタロー
薄野が夕日を浴びてぼやければ犬も子連れも靜かに暮るる
12
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コタロー
地味なれど可憐に咲きぬ秋の草散歩の犬が匂ひ嗅いでる
10
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日置鳩子
つかれ果て眠るショパンの指先の音符に降りつむ細雪かな
18
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横井 信
始発待ち 昇る朝日を 背に浴びて マラソン向かう 昨年の冬
14
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滝川昌之
「新米」と貼られただけで格段に陳列棚ごと威風堂々
21
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西村 由佳里
黄緑のブーツで空を飛ぶ前に君にあげよう始まりたちを
8
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千映
「ほどるねぇ」ヒート〇ックのCMの漁師のあなたに恋をしそうだ
14
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千映
飛び出した羽毛布団の羽根たちに「元気よすぎ」とたしなめる朝
14
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藍子
柳散り去り行く秋を告げる午後小春日和に暫し微睡む
14
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へし切
君がいたしあわせな日のあの頃に僕のこころは置きざりのまま
25
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中村
タバ作戦またも失敗4回目 虚構に捧げた昨年の夏
5
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灰色猫
どれだけの涙を越えてきたんでしょうとても気高いあなたの瞳
21
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灰色猫
グラスへと月の灯りを満たしゆく甘い香りの金色の海
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