舞 のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
花あやめスラリユラリとモデル立ち 見つめてゐたきファインダーの中
3
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千映
梅雨晴れ間仕事がドンドンはかどって改めて知る陽射しへ感謝
12
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詠み人知らず
かさかさの手の甲に浮く静脈は 誰かのための 苦労のしるし
25
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恣翁
空白み 輝き失ふ星二つ 栂の梢に懸かりたるかな
20
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空飛びネコ
下鴨の糺の森は静まりてもののけ姫が森林の如し
9
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なかしぃ卿
サインペン母が書きたる上靴のかかとで揺れる吾が名愛しき
8
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空飛びネコ
眠たいと電車に乗って夢の園魂置いて目的地越え
9
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絮谷新
黒南風の渡す蛙の声聞けば昼なお昏き庭の寂寞
21
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へし切
さなきだに歩むも辛き老いの坂 寄り添ふ妹のなきぞ悲しき
30
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いわなおいびと
子供等の並びて登校する路に二、三個実る赤き蛇苺
2
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桐生賄
ハンバーグ 南瓜のコロッケ ウインナー タッパに詰めて 息子に届けよ
17
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美津村
この乘務終へて云はむとする心確かめて山の驛を發ちきぬ
11
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きんぎょばち
憎しみも悲しみもみな流し去れ紫陽花色に光る水滴
7
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光源氏
流れいづる雫も色や変はるらむしばしふるへる紫陽花の群れ
23
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林林
梅雨晴れ間愁いを孕む青空の遣いのやうな初とんぼかな
20
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いわなおいびと
辞めゆきしパート女性の作りゐし花壇のイチゴ五、六個実る
7
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へし切
蓮葉のたまれる水のひとしずく釈迦の涙の降らぬものかは
30
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コーヤ
流れくる甘い香りにふり向けば風になびける山百合の花
20
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只野ハル
触れそうで触れられなくて指先が知らないままの君の感触
17
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優器ルミネ
その目から勝手に溢れる淋しさをもっと分けてよ傍に居たいよ
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