コタローのお気に入りの歌一覧
日置鳩子
君はそのアクアで彼女を抱いたとか萩の葉の露はすこし青い
11
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日置鳩子
土の香は死の深淵と気づくらん捻れねじれてアリストロメリア
20
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へし切
おのづから歌、唄、詩の言の葉に詠みつるもには心ありけり
27
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へし切
余りある声なき宿の寂しさに重なる不調に つい 弱音吐く
18
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へし切
花水木もみぢ色づく葉隠れに実は赤々と夕日に映えて
25
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へし切
いたずらに歳月ばかり過ぎ行けどやがて花咲き稔る時あり
35
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へし切
秋深みもみぢしにける山々の空の果たてに木枯らしの聲
30
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秋日好
世の未来は皆これ倣う男道邪魔な女はしとど泣かせる
16
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秋日好
一斉に屋内目指す天道虫 温室浴室窓枠 魂魄
14
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秋日好
西日浴び横顔見せる半月の鼻ぺちゃ加減際立つ秋冷
14
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秋日好
空高し放射冷却容赦なく身体の熱さえ無限に昇る
17
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秋日好
秒針は余りに規則正しくて心を穿つ雨だれとなる
19
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リクシアナ
むつみ合う銀杏並木の影ぼうしト音記号の巻き風の道
28
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リクシアナ
獣道 松葉 銀杏 草紅葉 霙に滲む晩秋の森
29
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半格斎
軒端うつ夜來の雨音うたにして 雪を待つなむ出羽の山里
18
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半格斎
すでに得む武器で二人の兄倒す 女 幼子嘘泣きの弾で
14
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半格斎
歳古れば失すべきものの多かりし あわれ不届き笑み捨つるとは
16
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半格斎
甘酢和え もってのほか を頬張れば 秋は静かに流れ落ち行く
23
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半格斎
たわわなる柿を見上げて頃合いを 計りておもわむ鳥より先に
20
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inosann
水の引くノアの箱舟おもわせる小鳥のさえずり朝陽うけ聞く
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