詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
君丸
好きという 君の心も 変わるさと うそぶく弱さ 今も悔むる
5
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みやこうまし
よくもまあここまで生きて来られたな 今更何を へのへのかっぱ
24
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デラモルテ
霧雨がいつしか雪に變はつてて冬の名殘りを感じる中夜
13
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萱斎院
山ふかみ心閉ぢむと来し宿の 軒端の梅は春を知るかな
10
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猫四手
旅立ちは出会った時からはじまった 生花のコサージュ いつかどこかで
5
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鴎
現世の胸に染み付く哀しみよ血の繋がりと虚構に縋り
11
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石川順一
植えられし松に支柱の竹があるどんどの名残の鉄の網あり
16
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新座の迷い人
故郷の 山川恋し 叫べども空しく帰る 木霊ばかりかな
12
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でこたん
一個ずつネットで買ったみかん食べ春が来るねと言いもしないが
7
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コーヤ
ペダル漕ぎ 触れゆく風の 暖かさ のどかな春を 胸で受け取め
32
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コーヤ
森からは 草木の芽吹き 花の咲く 音の響きが 春守り立てて
19
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真如
君あゆむ 雪の湿原 その下ゆ 雪解の水の 滔々とゆく
13
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デラモルテ
仲春の朧に霞む十三夜まだ肌寒き小雨降る夜
16
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沙久
残された者と残して逝く者の辛さを天と地が分かち合って
27
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沙久
やむ無しと福島離れた人々に向けられる差別心をえぐる
21
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沙久
君の声再生してみる六年を経てなお大事な存在だから
21
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沙久
何もかも思考停止した町を抜け底冷えした我が家へたどり着く
22
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沙久
穏やかな顔した海は三月のあの日、命を飲み込んだのだ
19
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夢士
月替わり数字飛び交ふ年度末右上がる人平坦な人
21
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灰色猫
髪の毛を麗らに梳いて結いつけば女はいつでも少女にもどるの
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