まあさのお気に入りの歌一覧
麻
散りもみぢかぞへ尽くして花梨の実その移り香も冬ごもりする
30
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千映
賢さと可愛さとまたあほ加減バランスなんでしょいい女
16
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このえ
誘はるる白きてふを見送りぬ まだ春の野は遠かりけるを
12
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詠み人知らず
窓隔て落蝉の叫び絶えぬ夜半みなゆつくりと死にかけてゐる
7
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寒月
スーパーで駄々をこね泣く子を母が引きずり行けり今日も日は暮る
7
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へし切
暮れぬべきこの一年を愛しみても思ひ侘ぶらむはや師走かな
28
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ラベンダー
冬の古都 ラッパ響くと どんぐりが 目当ての鹿は トットコ走る
15
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寒月
なにとなく言問橋に立ち寄りぬ消息尋ぬる人も無けれど
8
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inosann
アルバムの吾があまえし若き母は勤め帰りの天ぷら匂いき
24
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恣翁
夜回りの拍子木の音に 驚きて 淡く覚めぬる 獄中の夢
18
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詠み人知らず
からっぽのいれものであるこのからだねえパトラッシュわたしつかれた
8
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朔夜
愛されず振り向かれもせぬこの宙の光年さきの星を見つけよ
5
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なかしぃ卿
太古よりプログラムされし恋心命を繋ぐ不思議な力
5
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朔夜
泣き顔を武器にする娘はキライよと言うた女に男とられた
5
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みやこうまし
「わたし死んでるねん」と妻は言う 点滴の命知っているかに
21
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コーヤ
流れゆく窓辺に映る彩りを夫と眺め愉しむは幸
21
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絮谷新
アルストロメリアと呟きし春のその接吻を棺に閉ぢて
17
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リクシアナ
君の名も乗客名簿に載っていたポーラスターは聖夜へ急ぐ
29
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詠み人知らず
雨上りしつとり濡れて山茶花の君の泪か拭へなき露
15
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えこ
日が落ちて街が水色に染まるとき誰かが私を呼んだ気がした
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