詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
聴雨
梟の二つ三つ鳴きうちもだすしじまが森に雨おとづれる
8
もっと見る
聴雨
転寝のねざめの雨に心浸しともしび慕ふ夜半のまくら辺
6
もっと見る
詠み人知らず
雑草と思へど摘めぬ 側溝の隙間 一途に笑めるを見れば
15
もっと見る
詠み人知らず
浮かんでは震える自責の黒歴史 クリックひとつで消せればいいのに
10
もっと見る
萱斎院
花待ちし人の心のうつろへば うき世の中に春雨ぞふる
14
もっと見る
夢士
静かなり人の声なしトツトツとキー叩く音響く事務室
16
もっと見る
深谷真雪
泣きながら凝視している三日月はもう滅茶苦茶にゆがんだまま
7
もっと見る
石川順一
牛丼は飽きぬそれでも夕餉にはサニーレタスと快晴の今日
9
もっと見る
横井 信
しなやかな風に揺られて菜の花はさくら見送る陽だまりの中
16
もっと見る
横井 信
葉の茂る街路樹の陰 一歩ずつ言い聞かせつつゆっくり歩く
14
もっと見る
ななかまど
赤かぶの三つを一つに間引くとき小さな苗の小さな命
10
もっと見る
へし切
みあげれば梢高きに桐の花すずしくかをる初夏の風
19
もっと見る
滝川昌之
卒業で途切れた糸を引いてみる名残りの花弁が落ちてるうちは
17
もっと見る
灰色猫
美しく水面に浮かぶ花筏わたしを黄泉へ沈めておくれ
19
もっと見る
詠み人知らず
あの花はどこから流れてきたのかと 小さな川のほとりに思う
6
もっと見る
詠み人知らず
旅立ちに 日記とペンと鞄もち あの目的地へ さあ、出かけよう
5
もっと見る
詠み人知らず
ちょっとした お出かけするためお洒落して お澄ましした顔 ブルーのパンプス
6
もっと見る
深谷真雪
春あらし憂える吾を追い立てるごとくに風は猛然と吹く
8
もっと見る
詠み人知らず
テスト前考えるのは 終わったら あれして遊ぼうあそこに行こう
8
もっと見る
石川順一
詩の行事一言だって漏らさない「冬の旅」聞く「冬の旅」聴く
13
もっと見る
[1]
<<
48
|
49
|
50
|
51
|
52
|
53
|
54
|
55
|
56
|
57
|
58
>>
[171]