まあさのお気に入りの歌一覧
灰色猫
流星があまりに多く零れてる夜空に数多の願いが咲いて
19
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灰色猫
優しいと言われる度に悦に入るガキが一匹胸を離れず
16
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灰色猫
水槽のなかにいるよう雨が好きこのままずっと雨ならいいのに
11
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逢坂
透明な小瓶のなかに閉じ込めた君の言葉と致死量の夏
12
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利己翔
赦せればどれほど楽になるでしょう錆びきった鍵を大事にしまう
5
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川島さかな
子が寝つくまるで爆弾処理班のようにゆっくり扉を開ける
7
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みやこうまし
台風の逸れたる後の静けさにほっとしている手前勝手さ
17
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恣翁
日盛りは 「暑さ酷し」と漏らせるも 秋立てば 宵に蟋蟀の鳴く
18
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kingface
昭和なら台風過ぎば空高くざくろや柿の季(とき)来しものを
5
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夢士
夜の更けて強まり来たり雨と風窓打つ雨の音の激しき
18
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詠み人知らず
背伸びして頬張る茗荷は戒めに世渡り下手の我が身を締める
7
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恣翁
田子うらぎ 家出でてみれば シロほたえ 柴漬け揚ぐがに垂り尾振りつ
17
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恣翁
愛しくて 夢に通へば 我が腕に 君が現身奪ひてしがな
21
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夢士
水鳥の餌を食む姿凄まじき飽くこと忘れ眺む夏の日
13
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只野ハル
台風がかなり近くを通過してそれなりの風それなりの雨
14
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北窓
一年がたつてしまつた。あの時の、後悔はまだここにあるのに
5
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沙枝
問題は解決しない折り合いを自分でつけて生きていくんだわ
8
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中野美雄
海神の 祀りを終へて秋来る 天のまにまの里の慣はし
7
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西村 由佳里
シュッシュッと薬品かけて拭いてゆく我を見ている子の目は清し
9
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リクシアナ
庭に咲く雑花摘みいて歓喜会の逸話ひもとく盆入りちかし
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