詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
宇野まゆり
しろたへの衣より出ず細腕に掴みかかりて傷つけたき宵
11
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聴雨
逢ふこともままならぬ夜は軒端より鵲かける橋渡りたき
19
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おおしまゆきこ
転がりて捲る頁に夕暮れが差して俄かに溶け落ちる午後
6
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白亜
あふことの惑ひはあらじ 野をわたる風に吹かるる肌のあつさ
10
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芳立
雨やみを待ちてぞつひに野分なくかささぎわたす橋もみるかな
11
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三沢左右
吾妻が真黒き髪の伸ぶる夏川原に遊ぶ花ぞをかしき
11
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三沢左右
あやにくの真闇夜きみを乗せてゆく雷よりも速きタンデム
9
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三沢左右
あをく伸ぶる松葉ささめく軒下の陰深ぶかとはつか雨降る
18
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恵
離れずについてくるから下駄の音が心地よすぎて七夕祭り
26
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春咲
ひとときの別れでさへも惜しかりし 星逢ひならば思ひ如何ほど
3
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みなま
払い込み票が届いているわよ!と姑は宣う持ち家分を
12
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桜園
久方に朝から仕事の依頼きて桔梗を活けて客人を待つ
18
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ふきのとう
くちなしの甘き香りに魅せられてなつかしの歌口ずさみみる
23
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只野ハル
公示過ぎいざ参選と考えた結果予測の逆を入れるぞ
8
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紹益
もう二度と 出してはならぬ 戦没者 平和の塔に 誓い新たに
23
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もなca
隣家まで張り出す枝は落とされて あまたの青い実をつけたまま
26
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コーラ
墓参時 見知らぬババァ 我に寄り 関心などと 吐かしおりける
10
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浅草大将
ひとひらの花にあはれをかけずしてふみの春とは聞くも悲しき
27
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芳立
ベランダにみのるトマトが去年より赤いひとりの七月六日
16
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紀一
先の細い靴に指さき困ってる父さん赤ちゃん、押しくらまんじゅう
3
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