詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
君がいぬ宿には春はよそなれば花のさかりを何にかはせむ
31
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恣翁
昏き堂に 松明の列輝くも 弥生に 花の匂ひぬらめや
18
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絮谷新
逝いて雨煙る山裾辿りなば廃屋燃ゆるしじまの深し
21
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沙久
願うだけじゃダメだって事はわかってるそれでも強く強く願ってる
19
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コーヤ
仏前で君と合わせて読むお経心整え今日を始める
21
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コーヤ
春感じ一番のりで咲みた梅静かに舞いて散り始めたり
19
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inosann
やるかたなし夫婦の口論に現れし久しぶりに見るこもる子の顔
19
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滝川昌之
エネルギー 振り回された盛衰に 帰還もできぬ軍艦の島
15
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もなca
かたづけを頼めば掃除機かけながらのどかに聞こゆる君の口笛
18
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絮谷新
温室に蜜の甘きの滿つるころ白鶺鴒の羽根の降り積む
24
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石川順一
薄曇り薄日の差せば養老の山で句作をして居る所
17
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石川順一
少年が完走賞を破り捨て我が傍らを走り過ぎ行く
16
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石川順一
電器店跡地に軍手二つ落ち記憶の襞を弄り始む
12
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新月
窓の外 テレビを消して 耳澄ます雨音歌う 春の讃美歌
12
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秋日好
畑に出て苗を植えれば春の陽が心支えてくれるというのに
18
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秋日好
ドガの絵の踊り子たちに緋の紗かけ透かしたような椿の花々
29
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inosann
交わらぬ二本の糸か父と子のかわす言葉なく今日も過ぎ行く
21
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まあさ
ごめんなさい舐めていました タブレットへ頭を下げた満月の夜
18
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ながさき
愚かなる 民を育てる 政策に 抵抗しうる かしこい国に
20
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まあさ
見送りが 辛いと弥生の 満月は ためらいがちに 隠れてほろり
18
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