詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コーヤ
土筆の子 温もる風に 目覚めてか あちらこちらで 背をのばし立つ
24
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コーヤ
キンセンカ パンジーなどが 咲き始め 淋しかった庭 活気にあふれ
15
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灰色猫
洞窟に潜ってひとり牛を描くいつか原始にもどれる日まで
20
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詠み人知らず
冬すぎて 雪解けの畑 見渡せば あらはれわたる 温き地の黒
20
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詠み人知らず
言の葉の宝 入りたる箱いだき 震えつつ星 見あぐる子猿
17
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林林
墓石の裏に小さく刻まれたあなたの名前風が撫でゆく
27
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林林
墓石の裏に小さく刻まれたあなたの名前信じたくない
18
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滝川昌之
亡き父母と仔犬と遊んだ遠き日の春の匂いが同じ川辺に
28
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ながさき
暴力の 革命などは 望まない 草の根対話 これこそ正道
23
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藤久崇
浮世にも 春は来るなり 伏す顔を 上げては見なむ 千々の花色
22
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デラモルテ
朝影に雫滴る梅が枝に鳥の來鳴きて春呼び響む
15
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絮谷新
貝寄せの通ひ路絶ゑし卓上の熟るる柘榴に青蠅の留む
21
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秋日好
日が伸びる春であっても十六夜後心の止まる夜がまた来る
17
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まあさ
ふるふると 震えて首を かしげてる 寒の戻りに 戸惑う土筆
28
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詠み人知らず
逢いたくて知らない町の空眺め偶然だよと言えずに帰る
10
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デラモルテ
朝まだきみぞれ降りしく梅が枝に氷る花びら蕊に置く露
15
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inosann
こもる子が吾との話にふっ切れて電話の出来た 就職サポステ
21
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デラモルテ
春雨のみぞれとなりぬ十七夜 夜の冷えこむ春寒の候
14
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詠み人知らず
君を見る僕を見る君僕は見る君の瞳の見知らぬ男
5
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石川順一
春風をはらみチラシに皺が出来レディーセットを男も食べる
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