まあさのお気に入りの歌一覧
クラウン
うつむいてふと目に入る液晶の0と1とに温もり感ず
6
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ギンコ
繰り返すさがしては捨て繰り返す洗練された言葉は無意味で
3
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ギンコ
指先を通り過ぎてく隙間さえあなたの一部と錯覚してみる
3
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ギンコ
言葉にし想いを口から吐き出して耳から吸って脳で噛み締め
3
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詠み人知らず
祝いごと何もないから聖夜には 鯨缶でも 買って帰るぞ
18
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西村 由佳里
空に向け指さしている幼子は大人に見えぬ星を見ている
8
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このえ
西空の雲の端ばかり染まれるを 日の暮るるたび泣きたくなるのは
11
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滝川昌之
我妻は 私も二刀にさせようと 家事を 育成レベルで教える
6
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ユキ
木枯らしに 冷えたこの身に 沁み渡る 箱いっぱいの 故郷の愛
9
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藍子
毎日が夫の介護に明け暮れる我の人生何処に行ったか
22
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千映
亡くなった友の逝去日住所録見つつ賀状の筆走らせる
14
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詠み人知らず
クリスマス・ソングが流れラジオから午後のひと時気持ち柔らぐ
19
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灰色猫
いろどりが色彩だけが救いですどうか言葉を奪ってほしい
20
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灰色猫
過去形になってしまった恋愛を弔うように燃やすマフラー
19
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灰色猫
いつだって月は頭上にあったのに詠えなかった歌を弔う
19
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灰色猫
柔らかな真竹で編んだ花籠を野山の花の四季で彩る
25
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灰色猫
生まれたて赤ちゃんメダカを共食いす親メダカから隔離しておく
16
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千映
ハンカチの二枚で母が縫う袋一日がかりでスリッパ入れに
16
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たけくらべ
寒くとも君を待つ身の朝ならば息の白きも嬉しからまし
29
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inosann
過ぎしより末への短き人生で逆転満塁ホーマーをねらう
18
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