絮谷新のお気に入りの歌一覧
たけくらべ
君見染め弾む心の我が身には五月雨るる夜も楽しかるべし
20
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芳立
憂き世こそ光ありけれさみだれにあまたの傘の花は彩る
10
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芳立
渋滞のわれを過ぎゆく自転車に太もも見ゆる夏は至れり
11
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黒兎☆
この恋に未来はあるか夕焼けに染まる綿毛を一気に飛ばす
3
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千映
外観で人好きになる歳でなくこころ寄り添う優しさが好き
23
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野々花
懐かしい海の匂いのする人の詠いし歌にときめく心
14
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己利善慮鬼
露が谷舞いたる蝶のあと追えば恋ともならぬ恋をするかな
2
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夢士
霧雨を集めて花の色深し紫陽花つづく街の細路
22
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葱りんと
玄関に開いて干される傘の花 メリーポピンズ なれずに幾年
16
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葱りんと
夜十時 以降に食べる ポテチには 背徳味の ソースがかかる
14
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葱りんと
いつの間に 伸びたアスパラ 涼しげな 震える葉先に 風が笑った
20
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紫乃
真っ白な肌に真紅の唇で「いちご」を想う心は少女
8
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清泉幸春
うち曇る東の空の八重霞晴れつつ見ゆるまた奥の峰
5
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清泉幸春
いつしかと露のさみだる越路かな去年は知らねどうきもうきつつ
3
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清泉幸春
暮れ果てて影さへ見えぬ佐渡の方に朧に出づる夏の三日月
8
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清泉幸春
初めし日は知らねど思ふ我が君を夢に見し夜のあかつきぞ憂き
5
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うめ
あなたへと届かなかった言葉たち歌へと詠んで空に還した
4
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うめ
夏の日の川面はいまだ輝きて光とどまれ願う夕ぐれ
5
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空飛びネコ
しとしとと雨降る庭を眺むれば苔は濃ゆく空気は緑し
4
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鰹鯨
ストロベリームーンを隠す梅雨空の下で夜風と夏を待つてる
6
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