詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
河のほとり
事々に世のかなしさを慰めて今も昔も月は清けし
12
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ながさき
枯葉散る 栄養分を 次世代に 引き渡すべき 使命を帯びて
20
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へし切
まじらぬと強がり言へど淋しくてひとり遊びとまた歌を詠む
25
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速魚
次の世は何処に行くかと見上げれば星もウインクする冬銀河
17
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恣翁
片恋の怨み 幽鬼と化しながら 死に切らで迷ふ 無間地獄に
22
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赤石仙人
萬端に仕事の段取り手配して眠りに就けば惡夢訪れ
4
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みなま
盛大に愚痴っていいやん世の中のひとに分かっていただくためにも
13
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浅草大将
来ぬ人をまちに凍えを凌ぐ手に雨はいつしか雪と降りつつ
12
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己利善慮鬼
咲き誇る想いは透きて染むまでに散るも覚悟の恋をするかも
2
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更紗
強いのと強気なのとは違うこと今気がついた 強くありたい
13
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rin
いくつものやさしく並んだ文字よりも ひとつのハグが欲しい夕暮れ
9
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只野ハル
また今日も大した意味もなく生きるそれはさておき飯を喰わねば
13
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粕春大君
紅の風の小舟の渡る瀬に暮れゆく秋の泊をぞ見る
13
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水海はるこ
がらんどう抱えて生きる毎日にあなたの音は優しく響く
5
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紹益
遠くから 見ているだけで 幸せな 気持ちになれる それが純愛
18
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浅草大将
我は世にうみの藻屑の端にあれば流すうらみの涙絶えざる
12
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浅草大将
散りはてし紅葉も今だ燃ゆるらむけぶる狭霧の谷の深くに
13
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浅草大将
今ひと夜みんなの夢はなきものとはやわたな辺を出づる友舟
12
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ながさき
偏見の 人の心の 鏡には 真直ぐな棒も 曲がって映る
18
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前田沙耶子
惑星に朝は来ないと気付く夜の無重力への飛び降り自殺
13
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