詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
桂川見下ろす頬に一片の紅葉かすめて笑うくちびる
4
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へし切
震災の年に生まれし子も二十歳 神戸の未来 君たちのもの
23
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月虹
ボリュームを絞るステレオそれなのにやけに心に染み入るショパン
61
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小鳥遊
不安とか 苛立ち吐き出す だけじゃなく キラキラしたうた 私も詠みたい
15
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詠み人知らず
金木犀ここにありしかこんな家常には氣づかず通り過ぎれど
5
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芳立
来るひとのなき春ばかりかさね着の色目もあだになにを待つらむ
10
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みん
あなたへの好きがだだ漏れしてること、気付かぬふりして笑っていよう
5
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ながさき
鳥の声 絶えて久しき 山里に ただしんしんと 氷雨のみ降る
26
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小林道憲
柴の戸に犬の吠ゆるを聞きいたり吹雪の中を人帰るらし
17
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浅草大将
世の中をうしと思へばとれやどる恋もほまれも槍のまにまに
12
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秋日好
籐かごにプリムラ詰めて坂下る一足先の春の配達
18
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紹益
七草の 凍える朝に 月明かり 菘清白 やさしく照らす
18
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月虹
産まれ出づ時も散りゆく瞬間も知らず僕らは今を時めく
33
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松本直哉
やはらかきぬのにてぬぐふ重箱のうるしのくろきひかりをめでつ
13
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松本直哉
ハードルはふみたふすべしふりむかずひたはしるべしこのうつし世を
6
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松本直哉
見晴るかす生駒のやまの秋深みもみぢのにしき色にいでつつ
4
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へし切
恋死して後の煙と消へゆけば浮き世に思ひ置くこともなき
21
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浅草大将
摘みにゆく野辺はいつしか消えはててスーパーに値ぞはるの七草
18
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浅草大将
千代やち代ふれど昔に変はらじな富士の高嶺にけぶる白雪
10
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浅草大将
かく降れば払ひ難けれこの雪も積もるばかりのうさの御やしろ
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