トーヤのお気に入りの歌一覧
栞
冬の朝 白くこぼれる息のように「すき」も形になればいいのに
5
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只野ハル
そのハッピーを末永く新婚さんの年賀状に返事書きつつ
4
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銀ねず
すぐばれる嘘をついたよ これでもう終わりになると思えたそのとき
8
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ほたる
夜空仰ぎ静かに孤独なクレーン車の先端ひとつぶ輝くルビー
9
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葉月夏生
聞こえてる 謙虚に咲いた水仙が奏でるショパンの調べ
3
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栞
新年の零時ちょうどに一通のメールが届く 始まりの予感
3
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加祢
ガサガサに荒れし吾が手にキラキラのネイルアートやリングは可笑し
16
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栞
形にはなることのない恋だった存在証明のため詠む歌
7
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沙枝
忘れるというほど知っていないのに忘れるなんてできるわけない
12
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詠み人知らず
日々の糧歌うたい人は歌を詠む拙き歌にも心をのせて
4
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垂々
落とし穴いくつも埋めて錠剤の転がる方へ信じて歩く
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氷魚
Xで居場所を得られた数字の幸せかっこのそとは さみしいのです
6
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はな
前髪を直す仕草のすきまからあの子を見てるあなたを見てた
12
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浅草大将
うち続く寒夜耐ふればから衣春はきぬたの音もやむべし
15
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聴雨
空っ風はこべよ運べ六つの花淡き想いに似た風花よ
9
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詠み人知らず
寒空にちっこい温もり幸せの産着の旗がぱたぱたなびく
7
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きりあ
身の内の一番深いところにある心はひとつたったのひとつ
7
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半格斎
いざゆかむ仕事始めの朝なれば氣合を入れて髭を剃るなり
23
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半格斎
ひきしまる顏に冷たき風わたる安全祈願の神事を終へて
7
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恣翁
ラジオから 流れる曲を 口遊む 吾娘は違へて 偸かに笑へり
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