詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
水温み羽音さわがす川辺には北へと帰る群れ鴨のあと
21
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紹益
君に似た 人を探して 恋しよう 寂しすぎるよ 今のままでは
20
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松本直哉
ゆびあをくそめてよもぎを摘む野辺に暮色せまりて春愁ふかし
5
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詠み人知らず
鼻声と潤んだ瞳魅力なのしかもマスクで難を隠せば
8
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芳立
こちと呼べど名ばかり聞こゆ梅の花匂はぬ春と思ひもぞする
7
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灰色猫
春風を 小瓶に詰めて 贈ります 涙の夜に 開けてください
67
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浅草大将
煙さへけふは霞と見えつらむいまだあさ間の春のふもとも
9
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芳立
ことごとくかれにし喉にうた絶えてうるほす雨のぬるむころかな
10
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浅草大将
この春に誰かは花をみつ五郎その名のなしの園ぞさぶしも
13
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芳立
三十年をかへりみやればあなたなる短き春はうつらざりけり
4
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浅草大将
闇深く咲くか茉莉花いづくにかアラブの春の香の遥かにも
8
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詠み人知らず
吉野山雪の衣の消ぬが上に霞たち着る春は来にけり
7
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詠み人知らず
浅緑木の芽はるさめ降りそめてたつや霞の衣手の森
8
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月虹
月影も息を潜める二十五時抑えきれない恋の常温
26
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月虹
夜更かしなあなたに夜の神さまが素敵な夢をくれますように
26
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月虹
早朝の街に咳ひとつ響かせて駅へと向かう無口な足音
26
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月虹
月の出ぬ夜なればその輝きを増して居並ぶ北斗七星
27
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へし切
春と聞き初音めづらしうぐひすの啼き来る里に匂ふ梅の香
19
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風花
四分音符符頭のように木に並び 歌も唄わず身を寄す雀
17
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猿ノ丞狂介
秋風にふるえる尻のすき間よりもれ出づるクソの影の見事さ
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