滝川昌之のお気に入りの歌一覧
へし切
立てられし選挙の看板 何を問う たかが一票 されど一票
11
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ハーコット
もちもちの すいーとぽてとハート型 雪見うさぎの黃もちで和む
1
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凌霄花
紫陽花は緑優しく露そめて平和の祈り水無月の空
14
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稲穂
六月の風に鈴懸揺れ動く葉はあの日の別れのかたち
4
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詠み人知らず
悲しげな 瞳が震え 訴える 挫けなければ 救えた命
8
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び わ
荷車を右手で曳いて買い物に左手たまに妻と手つなぎ
6
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茂作
襲はれし學びの時計は針を止め 浪穩やかに哀しさを増す
14
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Chico
嘶けや 轡とれたる朝には( 蹄のあればさらに好からむ! )
10
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横井 信
今日もまた雨は続いてカラフルな傘の並んだ横断歩道
13
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只野ハル
折り畳み置いて出てきた空模様手のひら返し髪を庇えど
3
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詠み人知らず
向かい愛 口に運ぶは 抹茶味 夜中のアイス 格別な味
4
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ななかまど
何をしに来たのか妻が襖開けついでにわれの湯呑み持ち去る
12
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詠み人知らず
赤林檎 ワックス塗って 光る実の 毒々しさに 手に持ち置いて
6
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うすべに
梅雨空に早くもうねる青田波 いそぐ菅笠お遍路の影
7
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トウジさん
奇妙なり男花と女花白糸の根は手さぐりも咲くは光一
5
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恣翁
燈火の 窓を穿ちて 露台なるジュリエットこそ 照らし出しけれ
11
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摩耶山愛登家
五月雨よ今こそ降らね五月蠅なす騷ぐ烏も山へ帰らむ
5
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へし切
夏さりて纏ふ衣に惑ふ日々 晴れれば暑く 雨降れば寒し
12
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時計台
顏見知る三毛の名「おつかあ」聞きしとて 童の如く声掛けしがな
7
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詠み人知らず
かんざしの 小花鈴鳴り 浴衣着て 幼き下駄の音 夏を先取り
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