詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
朔夜
花びらが茶色に褪せてびらびらと道に貼り付く時のかなしさ
7
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千映
弁当が下手な母ゆえ思い出もただ味付けは良かったとだけ
11
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吉野 鮎
川堤の櫻並木は青葉して藥師寺東塔未だ建屋のなか
7
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葱りんと
欲するは 自分の時間 リビングに 香るコーヒー イレブンPM
12
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夕凪
ずっとずっと眠りたいの。いつの日か、あの朝溶けと消えゆくように。
8
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夕凪
大人です。 笑って言った、強がって 壊れた心 後ろ手隠す
7
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吉野 鮎
秋篠の川面掠め飛ぶ燕二つすれ違ふ黒き彈丸
10
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吉野 鮎
海鼠塀冠木門の家にことし 緋鯉もまじり鯉幟上がる
8
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恣翁
年毎に 柳絮の舞ふを 客ならぬ土地の人こそ 気にも留めざれ
16
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コーヤ
鶯の声も清かな谷沿いで背伸びで競う蕨を見つけ
27
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コーヤ
草群れのみどりが萌える中で咲く真白にひかる十薬の花
25
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Chico
春一番 脳内娘まろびきて 「 だいこんあらわぁ! 」 きみも感染?
26
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九條千鶴
地に浮かぶ星をみるよなネモフィラの銀河の海を泳ぐ蝶々
13
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詠み人知らず
吾と今すれ違いゆく彼女たち 春の日君よいてほしかった
20
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うさぎ
抱きしめられて いるのに君の 心すら 分からぬ我の 両手の行方
12
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沙久
ごゆるりと御覧あれ千差万別の「生き方」が響くこの歌会で
25
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九條千鶴
あといくつ夜を数えれば輝けるそんな明日が来るのだろうか
10
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亜貴
浮腫む脚草臥れたヒール早々に剥がれたペディキュア 恋とは何ぞや
7
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詩月恵
なにもないなんともないと言い聞かす見ない聞かないあのひとのこと
11
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滝川昌之
来週の満員電車は逆を向く このビル街の音がなくなる
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