詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
恒例の桜祭りや雨降りて警備の人と一分の桜
19
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まあさ
いつまでも 語り続けて いたかった 十五の春の 夢物語
22
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滝川昌之
立ち止まり ピカピカたちの 入学へ 時を合わせる やさしい桜
23
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沙久
花吹雪貴方を隠す憎い人心の機微さえおあずけなんて
18
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沙久
どれどれ、とおでことおでこをくっつけて体温読み取る母の額よ
29
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inosann
海原を一艘の漁船すべるごとに舳先上向けば今にも飛ばんか
23
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秋日好
少しだけ養生しよう図らずも馬手が弓手を傷つけた日は
18
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秋日好
去る友にリボンで束ねたヒヤシンス花の匂いが目尻に残る
24
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みろく
戦場で南洋桜と名付けらる春無き国の火焔樹の春
25
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葱りんと
「母さんの料理恥ずかし。売っている物の方がいい」 私泣いていい?
18
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石川順一
孫武言う孫子の考え今もなお木の椅子素材がそのままであり
12
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石川順一
トロイアの木馬は檄を飛ばしけり古代史深く我をいざなふ
13
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リクシアナ
春の月あまく蕩ける飴の輪を噛んで砕いて三月は去る
27
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朔夜
何枚も輪切りにされた大脳の玉虫色の夢は見えるか
8
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コーヤ
ふんわりと甘い香広ぐ春の庭風のそよぎに笑むる水仙
21
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コーヤ
春の朝うつむき加減の優しさで迎えてくれる八重の水仙
25
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灰色猫
病床の眠れぬ宵に初恋と握手ができるてのひらがある
22
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灰色猫
寝込んでは好きな作家の背表紙を瞳で撫でて週末過ごす
25
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ながさき
詠ふとは うったへること 今生に あなたは何を 訴へかける?
25
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夢士
降り出した雨音聞きて諦めむ旧友集う明日の花見
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