詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
芳立
御手の糸をたのまざらましくろかみの乱れず終はる心なりせば
6
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芳立
夢やすき春の夜はとく明けそめて隠るる闇もなき鴉かな
9
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芳立
あなたには目にのみ狩らむ乙女らのみじかき裾にももの花さく
6
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潮月繁樹
過去などは ゴミ箱に捨て 汽車に乗り ふらり降り立つ まだ見ぬ街へ
20
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風花
春らしきバッグの萌木色に呼ばれ順に手に取り鏡に写す
18
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風花
本来の色を萌やして伸ばしゆくうたの葉の枝はさやかに茂る
19
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詠み人知らず
諦めて孤独を選んだその日から私は私に成れたのだろう
3
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美遠
残業中。いうこときかないプリンタだってあなたといるならもっと壊れろ
6
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恣翁
江渡る人の心を 乱したる柳絮に 別れの笛の音聞こゆ
21
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松本直哉
茶のかをりただよふ宇治の参道のかなたにみゆる金の鳳凰
13
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風花
敬語ほどよそよそしくない大阪弁「しはりますか」のニュアンスがイイ
21
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月虹
ゆっくりと朝が目覚めてゆくように四月は光の射す方向へ
32
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浅草大将
花の跡をこのめはるかに眺むれば緑を込めてかすむ山の端
20
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芳澤あやめ
空青く トマトが赤く 医者青く 父酒呑みて 顔は赤らむ
6
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あまおう
無機質な部屋へ ようこそ同居人 きみの名で呼ぶ サンデリアーナ
25
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芳澤あやめ
藍よりも 青ほど濃い ものはなし 愛より恋は 濃いのだらふか
5
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リンダ
「さくら猫」耳をカットした野良猫は腹を広げて餌をねだるよ
10
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林林
牧場を囲む桜は濃く薄く山の緑に抱かれ咲きぬ
23
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詠み人知らず
若草にタンポポ、ポピーご機嫌なパステルカラーの春が始まる
19
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ながさき
強くあれ 自分が強く なれば良い 何があっても 負けない人に
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