詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
inosann
半島の火種そのまま落ち着いて吾が身に落ち着く胆石のように
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野々花
初めてのパクチーの味強烈で思わず口を捨てたくなった
14
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吉野 鮎
八朔が好きとふ吾子に送りくる亡父の荷にあるいくばくの札
13
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吉野 鮎
室戸岬文旦の香滿つ部屋内に無月の夜の潮騷をきく
14
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詠み人知らず
まだ僕が生まれなかった戦争の記憶を伝える言葉を学ぼう
7
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詠み人知らず
その波の傷の深さを知らぬまま命の脆さを傍観していた
10
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詠み人知らず
別れ際あたまを撫でてキスはなく素面の君はまるで少年
6
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灰色猫
白色をまとった少女が切り株にまっすぐに立ち空をみている
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灰色猫
美容師のシャンプーをするてのひらと会話をしているひとときの恋
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灰色猫
鍵のない扉に白き札を貼る破ってはだめ破ってはだめ
20
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灰色猫
上海の夜景が燃える情熱を失くした僕を睨みつけてる
20
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灰色猫
静寂に打ち捨てられて怯えてる目も合わせない猫と似てるね
23
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詠み人知らず
もういちど会えない人はいつも春桜と若葉の思い出を負う
7
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葱りんと
水仙が 急にバタバタ 咲き出して 花シーズンは 黄色で幕開け
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石川順一
寝てしまう歯磨きすんだか気に成れど済んだ分だけ深く長くて
13
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石川順一
焼きソバはご飯必須の修羅場なり温められて雨の日に溶け
13
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石川順一
訂正の日記の文字は輝きて森下さんの生活指導
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石川順一
飛び込めばプールは硬き湖面なりラブソングなど聞きたくもない
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石川順一
谷底でコンピューターを売って居る首切り職人追って来ないで
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夢士
おお手毬こ手毬しろく咲き始む手毬落とさむ心なき風
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