詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
林林
去る人に寂しと云えず長き文
17
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林林
梅の枝の若葉の陰にちいさな実
17
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己利善慮鬼
あまりにも貴方の恋が青いから頬の緋色に切なくなるの
6
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大上
よたよたと巣立つその日よ雀の子翔ける親とてその頃は在り
9
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大上
道の途にくどく煩ふ蚊柱も代を紡ぎて命を惜しまづ
11
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詠み人知らず
閃光と後に降りたる黒い雨 玩具にしてる 半島の北
16
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滝川昌之
ひと雨でこれほど深くなるミドリ 伸びゆく日々を謳歌する木々
32
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リクシアナ
電飾の舗道に滲む盛り場をほろ酔い歩く春雨の夜
30
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安井シンゴ
菜の花の色も見ぬまま芥子和え 我が食卓にも季節巡らん
19
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石川順一
未知挑む勇気がヘザーに湧いたならジョーカーを引き牧場経営
12
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林林
先生の目線の先の物隠すあと五十分で家庭訪問
27
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助平小町
恥づかしき人の教へを身に受けて 暑きを冷ます春のそよ風
9
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詠み人知らず
日本の譽れ高く咲き誇る 櫻を背負ひし赤柴が吠く
10
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千葉 甫
風の来て日陰の塀に這う蔦の束の間伸びて陽ざしに触れる
9
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松本直哉
横抱きにまた縦抱きに抱きなほしみどりごあやすあけがた三時
12
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tasuku
生きていることの痛みを問う如く老いたる母の法華経唱える
17
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万陽
ゆさゆさと 風に揺らめく 藤の花散るな散るなよ いつまでも咲け
13
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tasuku
擦り切れた心に沁みる匂いかな羽衣茉莉花ひっそりと咲く
10
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千映
吾の弁当たくあんさっと君口にこれも愛だというんでしょうね
9
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石川順一
蒲公英の写真を撮って雛罌粟を撮り忘れたり航海の中
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