螢子のお気に入りの歌一覧
垂々
急用ができたに違いない 痛みだけを残して戻らない君
30
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きりあ
この恋も道無き道を行くことに無数に伸びた蔓性の枝
19
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浅草大将
たゆみなく磨く心もあらたまの年に光のまたあれよかし
29
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トーヤ
ヒーターは効かないけれどじんわりと言の葉たちがくれるぬくもり
14
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きりあ
片思いそして生まれた愛の歌冬木立には鳥の囀り
11
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狭霧
千両の鮮やかなりし赤き実を好むか霏々と雪降りつのる
10
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たんぽぽすずめ。
君送り缶コーヒーを飲みて置く車窓が滲む寒き朝かな
29
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狭霧
くしけずる髪の仄かな移り香に結びし夢をまた辿りをり
17
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詠み人知らず
かじかんだ指でまたねと打ちなおす過ぎた時間がふわりと積もる
7
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芳立
霜ひと夜おけばかれぬときくひとを待ちわびすけの花ぞかなしき
13
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芳立
これやこのいづこへかへる旅人も望みみさとの関といふらむ
10
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詠み人知らず
ひっそりと侘び助の咲くお社に手を合わせている老夫婦あり
15
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浅草大将
幾とせをふる郷はなれ小ぐるまの錦を飾る道もあらじな
15
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垂々
「滑らかに華麗に生きる」ミキティのガッツポーズに誓う来年
20
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ふきのとう
しんしんと星の降る夜新雪はすべてを白に塗り替えてゆく
15
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浅草大将
思ひ出を噛み締むるたび渋民の一人なりしかその歌人も
15
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ほたる
恋こそがうた詠む力 片恋の冬木立には切なき冬萌
9
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田中ましろ
狂ってるけれどたしかに愛でした砂漠に落ちる雨ひとしずく
17
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田中ましろ
知ることが怖くて閉じた目の裏にさえ滲み出す現実がある
9
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田中ましろ
弱虫用の殺虫剤が欲しくって駆け込むドンキホーテは迷路
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