南美帆のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
眠れぬと訴える子を床に入れ背中撫でつつねむらせており
7
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詠み人知らず
彼岸入り瑞泉寺への坂道に連翹の黄のちりばめられて
6
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へし切
南風荒れ惑ふれば興もなく止み静まれば黄砂吹きくる
26
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葉月きらら☆
金曜の夜が終わるとあの人は自由と言う名の孤独をくれる
22
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詠み人知らず
我が敵を全否定する夫をもち何を話すか躊躇うことあり
7
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詠伝
泣かせてる張本人のくちびるが火照ったまぶたに冷んやり触れる
23
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如月弥生
我一人 勝手に君をこね上げて人形あそびの延長の恋
4
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詠み人知らず
どうしても貴方に会いたい夜だから月の欠片を浴びて寝ましょう
6
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詠み人知らず
とまどいて膝 力抜けしがみつくファーストキスの同じ熱さに
5
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ほの香
しなだるる枝の下草香り立ち素足の春が微笑みており
16
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サラ
振り向くか わからぬ人を 待つと決め 馬鹿でもいいの 私らしいわ
3
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ほの香
ストールも傘も財布も春いろの日曜伊勢丹ついヒモ緩む
18
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サラ
戦略も 計画もなく 誘ったの ただ会いたくて 切れたくなくて
4
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詠み人知らず
銀の飯すこしの葉っぱ味噌の汁 このしあわせが 終わる日が来た
13
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詠み人知らず
暴国の「歴史認識」訳したら 「やい!金を出せ」単なる恐喝
12
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詠み人知らず
「別れるの?」頭中を眩暈がかけぬける言葉を発する力もなくて
5
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詠み人知らず
ボクシング・リングのようなバラ園で二百株の剪定をする
8
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詠み人知らず
キツツキのつくる振動庭わたる春の訪れ疑いもなく
18
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詠み人知らず
ふりむいて最後に一度微笑んで今日限りの命であるやも
10
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詠伝
目のさめるフーシャピンクのリップカラーわたくしなぞには過ぎたる兵器
10
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