薫智のお気に入りの歌一覧
村木美月
泡沫も真昼の月もあのひとも曖昧なまま私に優しい
13
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三沢左右
あなたとの最後のメールはできるだけ、さりげないものでありますように
26
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也沢閑
散る花をわびしと見るは我ゆえにいつも通りに秋は過ぎゆく
11
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也沢閑
冬の夜に 花、煌々と咲きにけり去りゆく背中 金の雪降る
7
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也沢閑
伸ばしても伸ばしてもなお本当にほしいものには手は届かない
7
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もも
夜の空 花火の煙り もくもくと消えて漂う 桂花の香り
3
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垂々
雨の日は泣けない人が泣けるよう傘を盗んでくもる地下鉄
21
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紫乃
「だいじょうぶ、」その一言が優し過ぎて喜怒哀楽も顔に出せずに
8
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紫乃
(逃げ出したい)衝動駆られ夢抱いてふとグランドの端を眺めた
2
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苅田由枝
頬杖をつくのをやめてどうせならぜんぶ教えてほしい道草
5
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苅田由枝
本当はこわい いつまでこのひとのことを覚えていられるんだろう
9
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ぎんこ
子どもらを育てしスプーンで刻み食黙して掬う母は七十
13
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紫乃
短歌って無数の糸電話みたい琴線伝って瞳に涙
15
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林ユキ
消印がかすれて秋を深くする 差出人には(風)と一文字
15
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垂々
手を繋ごう。長さもベクトルも違う運命線を温め合おう。
22
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垂々
「トランクス干せよ」「戸締り気をつけろよ」共に住めない僕から君へ。
13
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サセボ
自己嫌悪 君に会う度 感じます じゃあねバイバイ。言えたらいいのに
2
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サセボ
こうやって信頼を失っていくものなんだなと他人事のように
6
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紫乃
ほつれても結んでゐたい今だけはいつか赤い絲褪せて切れても
2
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田中ましろ
さよならを香りたたせる雨が降る 嫌いじゃないと好きの狭間に
6
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