庭鳥のお気に入りの歌一覧
和歌乃花
春日野と春日山あり相撲部屋「秋」はないから春がまされり
2
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猿ノ丞狂介
いたき身を照らす鏡の行く道を朧にとざす春はまされり
7
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詠み人知らず
眼を背け耳をふさいでいるうちに進行してる病をみたり
1
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うい子
アルザスの果てで奏するオルガンは悲しき昨日を独語で語る
5
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聴雨
途切れれば二度と戻らぬ心地して一行だけの返信をする
14
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詠み人知らず
子のための秋映林檎 母性から遠のいてゆく記憶の真紅
9
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悠々
ひさかたに歌のわの里たづぬれば返り花咲き鳥の鳴きけり
29
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銀ねず
おさまれる怒りいづこに消ゆるべきいづれまた会ふしるべとならん
4
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新田瑛
各地から訛りを乗せたトラックが来ては幾らかこぼして帰る
19
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薫智
親子での縮小コピーしたみたいはだけ具合はここまで似るの
5
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猿ノ丞狂介
紺碧のひとつ色とぞ海を見し実はいろいろの線のひかるる
8
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加祢
ほの紅き色咲きまじる白菊の小さやかにもひらり散りゆく
18
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三沢左右
あなたとの最後のメールはできるだけ、さりげないものでありますように
26
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さる
秋の陽にあやしく光るくちびるにきみのまなこに目をそらすわれ
5
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士心
月に二度 ただ手を上げての挨拶に 想いよ募るな募るな恋よ
6
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きりあ
大空に夜の行方を尋ねればそこにあるのは月の満ち欠け
9
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はな
雨雲の終わりが見えるような空だったら飛んでみてもいいけど
8
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まるたまる
最近は前置きも無く恥もなく短歌を詠んでおりますと言う
16
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村木美月
泡沫も真昼の月もあのひとも曖昧なまま私に優しい
13
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只野ハル
壁に向かって独り言すれば残された落書きに黙らされる
4
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