たんぽぽすずめ。のお気に入りの歌一覧
紹益
降る雨に 濡れたる道を 一筋に 芋虫走る 振り向きもせず
16
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灰色猫
炎天下ずっと浴びていたい ミストシャワーのマイナスイオン
9
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灰色猫
病にて心身ともにボロボロで 肩抱き励ましてくれた人を忘れず
30
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灰色猫
すっかりと夏に染まった緑色 稲穂を照らす葉月の光
15
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みやこうまし
蝉たちの必死に鳴ける公園で 未来を約す子等がはしゃげり
16
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みやこうまし
積み上げし知性の溜めも老い痴れば なくなるものかと鏡に問うや
21
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へし切
現世の儚き命を惜しむがに今をさかりと蝉しぐれ降る
33
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へし切
待つことに何時しか慣れて老ひ白髪もう直ぐ逢へるお盆の夜には
29
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小林道憲
峠より開けし平野眺めれば 二筋の川光り輝く
25
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小林道憲
わが村の小道の先に家ありて 青き山々煙立ち行く
26
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小林道憲
アラビアの文字にも似たる形して 土用のうなぎ桶に踊れり
30
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小林道憲
蛇行して流れる川はよどみなし 静まりかえる夏の村々
26
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小林道憲
様々のこと思い出す龍安寺 白砂の海 波寄せる岩
16
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灰色猫
どれだけ抗っても無駄だろう 人間は美しさには勝てぬ生き物
14
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灰色猫
風呂上りピンクに火照った肌のまま 氷菓子をかじるしあわせ
15
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へし切
暗闇もこころ開けばほんのりと仕合せ見えるほら君の傍
23
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へし切
嘘つきは泥棒になるはじめだとお巡りさんは教わらないの
21
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へし切
ままならぬ浮き世にあれば背を向けてひとり暮らせば淋しさつのる
25
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へし切
生きる意味徒為と知りつつ考える生き甲斐の無き老ひの悲しさ
26
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へし切
君の居ぬ虚しき家の窓辺より夜空見上げば消へゆく花火
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