みろくのお気に入りの歌一覧
藍子
余りにも時間が経つのが速すぎて帰したくないバカな母です
16
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藍子
初めての娘の帰省が嬉しくて寝顔をじっと見ていた夜更け
18
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リクシアナ
枕灯落とした宿で独り詠む旅の区切りに挿す歌栞
32
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リクシアナ
飼い葉熟れ香る小径の蹄もと浅き湖沼に鴨二羽憩う
20
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大上
温を増す地花吹雪に笑む子らよ際の泪を別れ惜しまじ
12
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リクシアナ
牧柵の巡りの脇の湿り地に凛と気高く咲く水芭蕉
18
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リクシアナ
ありふれたヨモの仔猫は生を受け七日目と聞く小雨ふる朝
14
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詠み人知らず
こつこつと積み木の城を築けども無情に崩す魔者が棲めり
24
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滝川昌之
スーイスイ ツバメは去年の別荘の傷み具合に新居を模索
27
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千映
文章の魅力は今も衰えず板仲間から病室メール
10
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安井シンゴ
濃い淡い 八重桜花 雨打たれ ひとえここのえ それぞれに散る
15
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ガイトさん
昔見た子どものときの星空は輝いてたね今よりずっと
11
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まあさ
病室の 窓から手を振る 夫へと 取り繕った 笑顔を向けた
27
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藍子
仮面うつ患っているわが夫自覚できれば楽になるのに
13
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詠み人知らず
いるはずのない電車内あなたの香跳ねる心臓パブロフの犬
16
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千葉 甫
朝刊を入れて静かに去るバイク暁前のまだ闇の刻
9
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万陽
雨の中 干物のように 垂れ下がる鯉のぼりに似た 気持ちの重さ
19
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詠み人知らず
指輪から強固な縁で結びつつアジュガ見守る二人の幸を
8
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松本直哉
子のために八朔むけば清しき香春たけなはの昼のしづけさ
16
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山崎ふゆ彦
揚げたてのバラ肉とんかつ待ちかねた十五の夏の杉並の家
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