まあさのお気に入りの歌一覧
秋日好
蝉よりも儚きひとの浮世ならひとつの季節心して踏め
20
もっと見る
秋日好
陰暦はこの地のためにあるらしい夜寒雨降り白き風吹く
16
もっと見る
詠み人知らず
愛しくて 名を見つめては胸焦がし 文開きては胸つまらせたり
19
もっと見る
詠み人知らず
無理だとか駄目ですなんて言いたくない 限界なんてまだまだ先だ
15
もっと見る
詠み人知らず
険しかり 古語連山の訳の山 吾頂上まで辿り着けるや
13
もっと見る
石川順一
青柿が二つも落ちて庭の土砂漠の様な所に蜥蜴
15
もっと見る
灰色猫
この夏が最後の夏であって良いわたしはわたしの夏を歩いた
21
もっと見る
灰色猫
先立った君に会うため暗黒の赤き彼岸の毒を味わう
12
もっと見る
灰色猫
八月のテントの国でかわされるつぶらな会話は国家機密で
17
もっと見る
灰色猫
仕組まれた孤独に落ちて苛まれ死には至らぬ気分はどうだい
15
もっと見る
灰色猫
この机わたしのものよ教室に居場所があるの学んでゆけるの
14
もっと見る
ガイトさん
水溜りがハートマークに見えたから今日こそ君に告白をする
6
もっと見る
kingface
華やかな大輪仕掛け見られねどドンと聞ゆる花火響きし
4
もっと見る
吉野 鮎
友の名を呼ぶごと恐龍學名を流暢に言ふ五歳兒をのこ
11
もっと見る
石川順一
アメリカンタイプのファッションドーナツを黄昏に食べおいしさ宣言
10
もっと見る
沙久
長いとも言えるし短いとも言えるあまたのお歌に幸あるように
34
もっと見る
詠み人知らず
落書きのような弧を描き迷走す台風の目から目が離せない
22
もっと見る
水海はるこ
「次からは頑張る」というときの「次」とは「来世」です。今は寝かせて。
8
もっと見る
ガイトさん
ライバルがいないのならば一人きりゴシゴシゴシゴシ磨け感性
5
もっと見る
へし切
紅涙を泛べ悲憤をのり越えて平和を祈る長崎の像
21
もっと見る
[1]
<<
44
|
45
|
46
|
47
|
48
|
49
|
50
|
51
|
52
|
53
|
54
>>
[576]