詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
深雪
すれ違う運転席は大あくび 仕事帰りの道 西日射す
4
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深雪
旋回した 翼が雲に隠れても まだ胸に有る「行って来ます」
10
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深雪
色変わるレタスのごとく わが心飲み込むためにトッピング足し
9
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深雪
約束のたった10分過ぎただけ 出ない寝たふりマナーモード
11
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深雪
接待で居ぬ間の夕暮れ花見酒 プルを開ければ声が恋しい
10
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あんとん
四十独身 刃こぼれしてる 包丁で 新玉ねぎを みじん切り
20
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万陽
少食の 吾子の栄養 補うは 野菜と愛情 煮込んだポタージュ
16
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万陽
手回しの ダイヤル式の テレビ在り砂嵐の音 耳が覚えてる
28
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万陽
酒の香と 磯の香のする あさり食む鼻腔の奥まで 春やって来る
15
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inosann
それぞれの人の流れは改札で整然となりぬ静岡駅にて
16
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安井シンゴ
日にバスが一往復しかない古里に住む父よりの「まだ米はあっとか?」
11
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まあさ
なかったら もしも地震がなかったら・・ 二百二十五人の御霊に合掌
20
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安井シンゴ
美しき言葉、リズムのみ追うなかれ。心なければ、声は届かず。
8
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秋日好
やると決めやれると宣言したことをやり遂げやっと春景色見る
23
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秋日好
「宙空を眺めて停止しないで」と苦笑しながら隠せぬ懸念
14
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秋日好
「ふらりとね顔出しに来た」そのときに「まだいたんだね」と笑って欲しい
22
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び わ
朝が来たダイヤモンドの光あび息吹みちくる新たな今日に
10
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みろく
足元に梅の花びら 見上げれば軒端の猫が爪研ぐ三日月
28
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石川順一
木曽川の堤の桜名勝は天然記念物でもあった
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矢車菊
いまだ来ぬ誰かを待つていたやうに遅い桜がひらき始める
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