吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
中野美雄
花とべら潮鳴り響動む切岸に散りさみどりの実をしふふむも
9
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灰色猫
桜散る別れのなかで子供らは傷つきながら羽根を繕う
20
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灰色猫
白薔薇の可憐なドレスを身にまといソステヌートを奏でる少女
18
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ケンタロウ
七色の 虹がかかった 空見ると 明るい明日へ 思いが募る
9
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中野美雄
ともにゆく今海はらは燃えたちて日に溶けむとす響動む荒磯も
8
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滝川昌之
就職を決めた息子と酌み交わす いつ覚えたか酌間と相槌
28
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萱斎院
忍びつつながめ出だせばくちなしの 言はぬおもひを香にこめつるや
9
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秋日好
水外の水中花のよう胡蝶蘭さわさわ淡く思い出閉じ込め
16
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詠み人知らず
夕されば 熱浚ふ白雨おとづれて 蒸せる我が家に 涼風ぞ吹く
23
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石川順一
ブラウザがいきなり消える恐怖かな夜空に門が響くが如し
16
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灰色猫
真っ直ぐな強い瞳に憧れて空っぽの胸ただ辛くって
20
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恣翁
大事に耐へて泣かずば 生半に 人 表見るも裏見ざらまし
20
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あゆか
赤入れて訂正きかぬ過去あまた推敲できる短歌は優し
20
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コーヤ
白無垢で揺れて舞いするタチアオイ天へ天へと咲き登りたり
28
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kingface
幼な子を遺して逝きしかの人はいかに未練の胸のあらずや
4
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あゆか
亡き人へ伝えてみよう歌会に一首投稿するところから
18
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詠み人知らず
いっしゅんに庭を真白に染めてゆく夏椿とはせっかちなるや
35
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己利善慮鬼
光るかな君が信じた優しさで二人の夜を渡す星空
6
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己利善慮鬼
目を覚ます鈍き鉄火の悦びに風冴え冴えと渡る西の灯
5
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己利善慮鬼
蒼黒きホームを冷ます風一つ誰の別れを弔うものか
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