武蔵野のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
こんなので ごめんなと撫でる 優しい手 立派すぎると 涙が溢れた
4
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橘
色淡いテラコッタにはペチュニアの赤紫が零れて初夏の日
10
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みっさん
逆巻ける荒波もあり凪もありショパンのバラードに聞き入るかな
5
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みっさん
鍵盤を自由自在に滑らかにまたは激しくショパンの名手
5
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詠み人知らず
目を瞑れ なんだろうかと 指をいじる 婚約指輪 キラキラ光る婚約指輪
4
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灰色猫
梅雨晴れの光が遊ぶアトリエで珊瑚の海の画集をめくる
15
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詠み人知らず
年上の 彼と交わす 祝杯を ショットグラス テキーラきつい
4
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詠み人知らず
少ない毛 いやいやいやと 駄々こねる 拒否をしたかと 笑いが絶えない
3
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滝川昌之
貸し出しも返却時にも司書は 本 両手で授け両手で迎え
17
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橘
使わずに仕舞いしままの口紅で見惚れるまでに染めし唇
11
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ななかまど
青空をもやい結びておくように山桜の木ボラードとして
12
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灰色猫
紫陽花の下にはきっと水脈がただ清らかにせせらいでいる
11
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詠み人知らず
幸あれと イエスに誓い 考える なれたはずの 柔らかな髪を
3
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詠み人知らず
幸せは 胸の鼓動に 響いては 目も見れないで 眼鏡をはずす
4
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詠み人知らず
二人して 探した部屋は 眩しくて 入居には 3ヶ月かかるらしい
7
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可不可
ひねもす雨うすら寒くて 毛布も重ねて見たら 火照る夢
6
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灰色猫
五月雨のすべての粒を虹色に彩るために時をとめたい
10
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滝川昌之
まだ駅に伝言板があったころ白のチョークでつぶやいた頃
19
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桃山
時たまの夫と一緒のお出かけはクリニックまでのドライブデート
10
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詠み人知らず
五年半 歯を喰い縛り 奥歯消え また無駄にした 歯と時間
3
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