吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
手に入るも握り締めまい絡めまい 猶し手中に残らば本物
14
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灰色猫
きざはしで出会いふたたび別れしも亡くさず君はこの胸にある
24
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灰色猫
風の色水の匂いも変わったね移ろう季節に故郷は遠く
19
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夕夏
あくなきははるかかなたのきらめきをめざしゆめみるこうかいにっし
4
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KEN
狂う空智惠子の山へ沈み行く月も濁りし文月の夜道
8
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falcon
いづかたの野よりとひけるうすべにの花を捩りて咲く庭の隅
10
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石川順一
コクトーはエディットピアフの大ファンで忌日が同年同月日なり
10
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中野美雄
切岸に夕影させば海原は紅蓮に燃えてや轟きよする
9
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中野美雄
切岸にゆふなみ響動みなるなへに海はらの果ては燃えたちにける
6
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あゆか
特売の時期がピタリと当たるよなソフトを作る主夫よりも、プロ
12
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あゆか
朝廷の鬼や祟りをくぐり抜けいつも短歌は残り続ける
12
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まあさ
列島を 駆け抜けていった 台風の 爪痕の上に 梅雨前線
21
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灰色猫
柔らかく苦しむ胸に触れられて終わると思った傷跡がある
16
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灰色猫
身に潜む原始の思考に従えば木々は自ずと語り始める
21
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滝川昌之
「こんな人たち」と 呼ばれた方も国民で 「信」持てないと訴えただけ
21
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恣翁
数を恃み 意は 空蝉の世に驕るも 砕けてものを思ふ頃かな
24
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詠み人知らず
吉兆か 双頭の蓮 咲きにける 純白の花 輝き見せり
16
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inosann
解すより縺れた糸も切るが良い人の縁も国の縁も
22
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ながさき
「祈り」とは 湿れる木より 火を出し 乾ける砂より 水を儲けむ
20
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沙久
依存せず押し付けもせずひっそりと日陰で揺らぐ草木になろう
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