吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
kingface
この夏の青やみどりのさやけさを覚えおきなむ眼の生くる間に
5
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灰色猫
世界には私と蝉しかいない朝ねむりへ誘う残響に落つ
19
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灰色猫
明けの空冴え冴え浮かぶ三日月の欠けた部分が夜を惜しんで
18
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灰色猫
水茄子のハーレー仕様の精霊馬じっちゃん悠々帰ってきてね
21
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まあさ
梅雨雲が 戻ってくると 聞かされて 空蝉のことが 気になっている
15
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へし切
年ごとに夏の暑さは厳しくて老い身につらき寝ねがての夜は
31
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灰色猫
乱舞するほたるのなかに君がいるおそらく群れで一番弱く
21
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滝川昌之
アサガオを三つ四つと数えてはプールを待ってる麦わら帽子
26
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滝川昌之
会議中 「あのー」 の数を正の字に一つ加えて飲み込むアクビ
27
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恣翁
遠雷を交へ 涼風 夕立ちを呼び 青桐ぞ鳴らし初めぬる
16
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inosann
朝に描き夕には消さんまゆずみで毎日まいにち眉を装う
16
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ながさき
自分の眼 自分の心で 分別す 風評被害 真偽は何処?
24
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石川順一
葉桜を傘にして居るその時も夏草生える川辺は涼し
21
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コタロー
蝉時雨聞こゆる道に蟻が引く二枚の羽根と消えた身體と
11
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コタロー
青嵐緑の波が沸き起こり蜻蛉搖れてバランスをとる
6
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卯月
父さんが髪を刈るのは君のため爪も歯もない哀れな娘
5
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灰色猫
大好きな群青色に飛び込んで魚に還れたあの海へ行こう
17
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灰色猫
浜に座し遊びつかれて見つめてた真夏の海は母さんでした
17
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falcon
訃報手にただ立ちつくすあじさいの青のひろごる村雨の庭
17
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灰色猫
かなへびの青き尻尾が千切っては動くの楽し命も知らず
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