KENのお気に入りの歌一覧
石川順一
蜘蛛が居て葉裏に隠れるハエが居て盛んに羽音をさせて居るかな
16
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詠み人知らず
障子窓爪弾く三味の音江戸の粋神田育ちのあの町火消し
16
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滝川昌之
倒れたくなければ漕ぐしかないペダル日々の暮らしは車輪に同じ
31
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吉野 鮎
校庭に部活の聲の滿ちる夕 ひむがしに獨り十六夜の月
16
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吉野 鮎
月戀へば雨垂れに醒む身の裡にひかり充ちくる雨月抱きしむ
15
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吉野 鮎
溢れきて詠はしむるは汝が影に何処の細道 いかないでアナタ
10
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ひよこ豆
細枝に熟れた柿の実ずっしりとバランス保ちその時を待つ
23
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灰色猫
鼻血吹く亀仙人の甲羅には友の手紙が隠されてある
24
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石川順一
砂山は徐々に壊され閉山す鉄棒の前に大地に戻る
16
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石川順一
遠州のみそまん食べてひるがののミルクプリンを食べて居るかな
12
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もみじ☆彡
冴え冴えと 濁世を照らす望月に 澱む心も濯がれようか
14
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滝川昌之
飼い主はキミの嫉妬をもてあそぶ他犬を撫でる愛しきその手
21
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横井 信
いくつものレールを上手く乗り継いで異なる未来目指す少年
14
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へし切
うらぶれて物思ひおれば雁が音の鳴くなるそらに秋風ぞ吹く
24
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リクシアナ
秋陽に今が盛りと咲く菊の霜の朝に蕾惜しまず
22
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リクシアナ
樹皮冴える白樺木立葉も落ちて雨を数える晩秋の候
26
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秋日好
湯船から立ち上がる背の陰翳を吟味している欲しや否やと
15
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コタロー
滿月の煌々たりし中空に暫し眺めて家路遠のく
9
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コタロー
斷捨離の途中でふつと手が止まる物に思ひ出過去へとワープ
7
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へし切
季節ごとに八千草にほふ武蔵野の秋は紅葉に色付きにけり
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