吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
へし切
黒髪のみだるる今朝は解きて待て明ければ暮るるものと知らなむ
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へし切
言の葉を並ぶばかりの政 こんな人にも もう ばれちゃうね
16
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へし切
あの頃はみんな同じ襤褸を着ておなじ夢みてきらきらしてたね
21
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詠み人知らず
何故捨てた 何故捨てたのよ 戻し汁 どうせ美味しく出来ませんけど!
21
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詠み人知らず
倦みにけり 膿出るがに倦みにけり 見送れる日ぞ とけしなくある
14
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石川順一
やわもちや水羊羹の残骸がまだあるうちは安堵して居る
19
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石川順一
「海の幸」青木繁の成果かな放浪したり手紙出したり
14
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inosann
代役は絶対にない当たり役わが人生の主役は「私」
27
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inosann
付き合いの年月の浅さか妻よりも子供たちには一歩引いてる
21
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滝川昌之
日に焼けた球児を見ては新聞に今年も探す母校の名前
27
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中野美雄
よの風に言の葉さわに乱れども わが世の芯にかかわりはなし
9
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中野美雄
わが眼をば覗きこみ言い給ひきや わたしと海とおほ空とだけ
9
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灰色猫
生きている証としての抜け殻を残し蝉らは夏空に燃ゆ
20
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灰色猫
自死だけが逃げ道となる苦しみを救うてのひら掴めぬままに
19
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KEN
雨静み蛍灯れば露草の落ちる雫に小波たつ恋
10
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Chico
球場は快晴なりとアナウンス 自棄に高鳴る君が心臟
22
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Chico
鱗めくスパンコールの一枚を手に戻り來ぬ 魚町路上
18
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中野美雄
癌病棟の果ての大窓 山の間に 今ゆらめきて火光の立つ
9
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灰色猫
メビウスの帯に囚われ永久にあなたとわたしは表と裏で
18
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灰色猫
長雨に潤う木の葉は煌めいて夏を告げつつ濃さを増しおり
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