吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
まあさ
県大会 準優勝の 球児らの 涙が汗と 交わってゆく
19
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滝川昌之
あちこちで蝉の葬儀を営んで喪服のアリの夏は哀しい
30
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滝川昌之
夏休みまだまだあるとこの時期は湯水のように並べる怠惰
26
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詠み人知らず
俺様の言うこと聞けよ 下心隠して配る魔法のタオル
13
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詠み人知らず
人恋しき思ひは誰も抱くもの 齢ふるるも若きも同じ
27
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inosann
仮にもし空気を金で買うとして そんな世の中「はなから」断る
23
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石川順一
文章が印刷できない容量の不足が理由ニセの原因
12
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中野美雄
人を恋ふるここ味真野の夜は更けて鳴る神遠く雨の降り出づ
9
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中野美雄
喰ひ笑ひ喋りちらしてゐたりけり かたはらに死のありつるものを
11
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灰色猫
世の中に裏切られては泣いた夜憧れだけがただ優しくて
20
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灰色猫
心臓がひとつの桃である夜に真白き肌は蜜にあえいで
19
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林林
幼き日の子らの描く絵に伸びがある野菜を茹でておやつにした頃
17
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灰色猫
元気でね元気でいてね見えずとも聞こえなくとも指手話伝う
13
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灰色猫
夏祭り浴衣さゆらぎあなたから初秋の風の寂しさ零れ
22
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木タロー
今ふたり隔てているは数ミクロン目覚めたときは何キロだろう
4
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まあさ
学び舎で 聞いた昭和の 蝉時雨 思い出しつつ 読む友の文(ふみ)
24
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KEN
月明かり濡れてほのかに弟切草眠れぬままに分け入る山路
11
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KEN
萱草の八重を濡らしつ文月雨癒し慰む音色奏でて
8
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ながさき
「求羅」と云う 生きものありて 風を食む 風が吹くたび 喜び生きる
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灰色猫
真夏日に打ち水を撒く少年は庭を初秋に染めてしまって
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