詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
本当と嘘の狭間に安らぎの苺をひとつ置いておきます
18
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灰色猫
燦燦と降る雨を浴び彩りの枯れゆく山は春へと動く
17
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灰色猫
赤々と染まり散りゆく櫻葉の色ぞ哀しき弔歌にも似て
20
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inosann
独り住むアパート探すひきこもりがまず気にするのはパソコン環境
21
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秋日好
ロータリー逆走してる車ありみんな上手に避けては進む
15
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秋日好
見ればヤバッ汚職の甘い袖の下濡れ手に粟で色事もある
13
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秋日好
背に選ぶセクシー系のニューコロン身を捩るのは吾であろうに
16
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半格斎
恋い初むる人の面や見えかくれ 追えば逃げゆく朝方の夢
20
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和竹
日向から黄色い光立ち昇る軒下の陰と菊花の匂い
6
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関山里桜
黄朽葉の西日の窓辺に和歌集を読めば鋭き鵯の声
11
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内藤芽亞
手のひらも指も豊かな小さき手 枯れ木のような手がそと握る
9
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横井 信
複雑な 色をまといて 立つ君は 折り鶴飛ばし 持つ募金箱
14
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千映
難しいボランティアの講義受けキャパにそぐわぬ頭が悲鳴
11
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このは
ひらひらのスカートはいて九階の踊り場に立つ 風にふかれて
6
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横井 信
さあ行こう 頭の中を 巡る旅 新しい紙 広げた机
15
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関山里桜
幼目に粗目糖と見しは薄らかに葛の枯れ葉に降りし初霜
11
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千野鶴子
何枚もコート試着し選び出す冬に備えた柔らかい鎧
8
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なかはらやすひこ
昭和だよ、みたいな喫茶店に収まりて今日の営業日誌をつけたり
8
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是瓜
あなたへの お返事を書く 紙とペン 用意したけど 散らかる想い
10
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千映
道の端蹴散らす乙女の脚を見て落葉悲しき顔を見せてる
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