舞 のお気に入りの歌一覧
絮谷新
俄雨過ぎて東屋滿たすのは雫滴る小さき雨音
18
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芳立
梅雨闇に足おもきころ御社の祭りじたくの顔は晴れたり
11
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詠み人知らず
がしがしと かじった爪は ぎざぎざでそれはまるでわたしのこころ
6
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矢車菊
持ち帰る朝顔の鉢 三月ぶん その子とともに蔓伸びて、夏
22
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光源氏
慕ふれど君まつ山のほととぎす闇のはたてのこゑのかなしき
19
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コーヤ
送られし元気はつらつ大輪の孫の笑顔に活気を貰う
22
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優器ルミネ
頭から強いシャワーをぶっかけろ音と一緒に苛立ち流せ
9
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しょうとく
気が付けば雲の晴れ間が広がってやる気満々 暑なりまっせ
11
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みやこうまし
妻歌う「ゴンドラの唄」に涙する余命一年の我が身を知るや
24
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いわなおいびと
ひと気なき休みの工場出勤しコンプレッサーのボタン先ず押す
8
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詠み人知らず
道端が僕に生死を思わせる 蝉の抜け殻 乾いたミミズ
21
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海恵ふきる
きみが僕のひとつひとつに染み込んであの良い匂いを放つ部屋では
5
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詠み人知らず
思ひ寄せあなたのもとへと走り出すフライデーナイトに浮かれ言葉でも
3
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光源氏
かりそめの契りを願ふ七夕のつれなく見ゆる有明の月
19
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松本直哉
金色のちひさき蜂の馥郁と薔薇の内部に憂ひを知らず
8
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へし切
若き日の夢の真中は露の間に待たぬに老いは来たるものかな
28
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光源氏
雨霞む竹の一群なびけども我の心はなびきならむや
14
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車海老ナリス
あさぎりの乱るる心に獣三人切なるよるべのかたらひびとや
2
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コーヤ
赤々とカンナの花の燃えるよな恋もあったと若き日重ねて
20
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夢士
透明な傘を差されて両陛下復興視察に心うたるる
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