吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
夢士
言の葉の舟流さるる葉月の夜流れ着くまま文字を並ぶる
19
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むらさか
死んでいるうちに来世を決めておく色即是空空即是色
10
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むらさか
つぎ誰が消えるロシアンルーレット 楽屋の裏の神のみぞ知る
10
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石川順一
とんぼうの産卵場所を撮影す水の流れに浮草生えて
17
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kingface
有り余る炭酸ガスを燃料に化し得ば夢の技ぞならまし
7
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kingface
夏盛り林に張らる釣り床やそと書を読まばそよ風の吹く
5
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然景
登り坂 実感していた 若い日々 まだまだ登りたい 元気に楽しく
7
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灰色猫
落とされた奈落の底で待ってるよお前も罪にまみれてるだろ
15
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中野美雄
鳴き出づる邯鄲の明けてくる夜のひとつ星かもきみの恋ほしき
11
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中野美雄
炎天の半纏木の大き破れ葉虫食い穴を吹く風さむく
8
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詠み人知らず
病室を脱け夜空へうさぎは駆け月で昨日の自分とお遊戯
4
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詠み人知らず
朝陽から慌て悪魔は逃げ込んだムソルグスキー展覧会の絵
4
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ふじこ
涼風に懐かしき日々思い出し夏の終わりを待ちわびている
11
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石川順一
快晴の青空カップヌードルと御飯を混ぜて食べて居る時
9
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石川順一
暗すぎる午前の予感は雨なのか長い胡瓜を食べられもせず
13
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安井シンゴ
電飾で夜をかき消す飾り山名残惜しげに人の輪はあり
9
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inosann
「座敷わらし」ならぬ「座敷ばっかし」と吾 冗談めかしに笑いを誘う
18
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リンダ
梅雨空に遮光カーテン閉じられて杖つく影がまあるく写る
8
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リンダ
幾人の柱集まり仏像になりしか白きお顔優しき
10
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林林
「行ッテコイ。帰ル頃ニハ味滲ミル。」煮物の鍋に背中を押され
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