千映のお気に入りの歌一覧
赤俊雄
飲んでみ。と渡されたマグのコーヒーの辛味に舌を刺され目覚める
8
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夢士
団塊の世代と言われ今もまた倍率高し老人ホーム
13
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奏 幸生
風呂敷を マント代わりに ヒーロー気分 無邪気な頃が ふと懐かしき
8
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野々花
悲しみを歌にぶつけて過ごすのも生き行くための一つの選択
12
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詠み人知らず
夕焼けを分ける東寺の五重の塔 強くわたしを 拒絶している
16
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恣翁
黒塀の奥より高くカラカラと 格子の音の響きたりけり
17
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へし切
朝めざめ鈍き痛みに襲われて臥して耐えたる時の長きを
21
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詠み人知らず
いいねって思えばこその柏手は 逆も真なり 打たぬことあり
20
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夢士
夕暮れて紅いろ空のスクリーン浮かぶ富士山こころ洗わる
12
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夢士
初めての手作りの酒桃の酒花桃の香や仄かに香る
10
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葱りんと
きんぴらと 蕗の煮物が 美味く出来 自讃の夕餉 「肉ないの?肉!」
11
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野々花
珈琲の冷めた事さえ気付かずに雪降る夜にぼんやりしてた
7
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愚と楽
雪のあさ 徒歩に負けたるポンコツを まさかそこらで捨てられもせず
21
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桐生賄
このジャージ あと二ヶ月で 見納めか 学校の歴史 一つ変わってく
8
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詠み人知らず
絶対に女のほうが強いって 子を産むなんて めちゃ凄いもの
18
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只野ハル
チョコレートケーキに粉糖を気持ちまぶしたような今朝の雪だね
12
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コーヤ
風邪ひいて 気合い入れ乗り切ると言う 母は強しに変わりし娘
16
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野々花
モナリザに習ったような微笑みの母の遺影に届く冬の陽
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詠み人知らず
心こめ カフェの主もかく挽くや 香に誘う 深夜のコーヒー
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詠み人知らず
命なき携帯懐炉に暖まり命ある人の冷たさに耐ゆ
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