KENのお気に入りの歌一覧
リクシアナ
冬星を水面にひろげ君を待つ夜の冷たさ支笏湖の晩秋
23
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滝川昌之
お互いに本望でない蜘蛛の巣と着地できずにもがく枯れ葉と
23
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もみじ☆彡
歳重ね ほだしの衣 脱ぎすてて もろ手にいだく 自由と孤独
12
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灰色猫
君という固有名詞を教科書にきちんと記し修正しちゃうぞ
15
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横井 信
手術から一年経っても止まらない痺れた足で歩き続ける
13
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横井 信
雲かかる遠き山からホームへと差し込む朝陽ゆっくり浴びる
13
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横井 信
雲多き朝の冷気を吸い込んで彩りを増す優しさ探す
16
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藍子
朝夕の寒さに夏が恋しくて秋の夜半は暖房入れる
14
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藍子
秋晴れに布団を干して午後を待つ取り込む時間外出出来ず
19
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ひよこ豆
水色の小さな合羽のスキップにつられて駆ける小雨降る中
16
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ひよこ豆
クルマ止め見上げた空に月のごと雲に浮かんだ白い太陽
15
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へし切
うつせみのかれる身なれば愛おしと移ろふ秋の忘れ音を聞く
20
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滝川昌之
空を見て死んで逝きたい仰向けで土と樹ばかり見てきた蝉は
17
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蔓葵
紅葉ばになにならひけむ言の葉やかきつむ袖を思ひこそやれ
8
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灰色猫
犬上郡荒神山にひっそりと栄華と眠る夢の城跡
17
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行中納言中将知師
萩おふるをさまたげりしは野風より 日をふせぎぬるしげき蔭かも
6
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秋日好
不器用に続けるしかない凡人は去る友の背に麻痺の奈落へ
14
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秋日好
一晩の雨に地面に散り敷いたもみじのごとく血も滴って
16
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金魚藻
晴天だ爆撃機集う街に背を向け路地裏へ 少し眠ろう
3
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横井 信
翳りゆく窓のひかりを見つめてる頭痛を抱え過ぎゆく時間
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