KENのお気に入りの歌一覧
コタロー
はらはらと枯葉散りたる芝生にて椋鳥たちが何か啄む
6
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へし切
このごろの冬の日かずを数えては小春の長閑しさざん花の咲く
20
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灰色猫
反省を繰り返すたび見習いのカルボナーラは濃厚となる
24
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夢士
兄となりママを取られてパパ連れて僕の天下だ爺婆の家
13
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滝川昌之
落書きの相合傘は時として本人が書き本人が消す
21
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城南
ながむれどかひなき月が影ならで染みたる香にぞ心を添ふる
12
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城南
名のみ知る社の謂れたずね来て坂の彼方に月針と見ゆ
10
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萱斎院
あき早し 舟かげ絶ゆる松島の みやこへなびく沖つ横雲
17
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詠み人知らず
繰り返す暴力行為のその裏に心の闇がこわばり澱む
13
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幸子
批判する人は全体のごく一部でもその一部が強く人を刺す
11
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幸子
風琴のごとき妙なる音を奏で読み古されし新聞を繰る
13
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へし切
秋暮れてひとり侘び寝の夕月夜こころの空に響く忘れ音
20
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横井 信
石畳割れてる道に吹く風の寒さをこらえ家路を急ぐ
12
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横井 信
晩秋の遠き山まで見渡して気持ち新たに踏み出す一歩
16
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灰色猫
いくばくか麻の袋に詰めこんだ太陽としての雑穀の種
21
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灰色猫
東京湾アクアラインを流れゆく夜を彩る地上の流星
27
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滝川昌之
ローマならVESPA(ベスパ)にも乗るジェラートも溶け出す恋は本気だったね
14
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滝川昌之
半欠けの月が夕空独り占め一番客の銭湯のごと
20
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もみじ☆彡
秋雨に へだてられきや 遠つ人 はや雁が音も 聞こえたるにな
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露草
小春日の野辺に清けし仏の座 亡き君が来て咲いたと思ふ
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