吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
KEN
秋霖の濁りに紛れ男朗花落とす雫を聞く人も無く
14
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KEN
秋萩を迷いてつたう露のごと君が胸内なぞる闇の夜
14
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ラベンダー
お盆の夜 絢爛花火 余韻の音 御魂見送る 夏を背にして
16
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ラベンダー
艶やかに 輝く稲穂 暑き日も 秋のさざ波 受け季になびく
20
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滝川昌之
古書店は一期一会の泣き笑い 迷って失くすは恋に似ている
26
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滝川昌之
どう見ても不衛生だと昼間には思う屋台も宵闇くれば
24
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夢士
預かりし小さき命や鶉の子二泊三日の線香花火
19
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夢士
水を換え練り餌与えし鶉の子朝のさよなら蜩の声
24
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夢士
山里に在りてミンミン法師蝉ひぐらし入りて混成合唱
16
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へし切
をみなへし咲きたる原は黄金色 秋の野風にやさしくなびく
29
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へし切
慣るるともひとり寝ぬ夜は静やかに枕を攲つ遠き虫の音
31
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蔓葵
越えやすき関と聞こえし逢坂もいまはあらしの音ばかりして
9
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詠み人知らず
泣きながらちぎる写真も無い今は冷たい文字の羅列を消去
7
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詠み人知らず
赦すこと諦めと似た心持ち軽くなるよな哀しいような
7
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石川順一
新人の教育係を買って出て蝉鳴く中を結構しごく
16
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kingface
処暑の声聞こゆる朝は筆持ちて小さき秋や探し行かまし
10
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夕夏
ほしながめおをひくおもいすいせいははるかあなたにはこびゆくらむ
4
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夕夏
まよなかにめざめのわけをかんがえるゆめのきおくをさがせぬままに
5
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inosann
蝉の声うけ取り方はそれぞれに夏の終りか秋の訪れ
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inosann
砂浜で掬って残った一粒のような私の貴重な人生
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