平 美盛のお気に入りの歌一覧
聴雨
夜も更けてなだめるごとく雨募り心の起伏いと緩らかや
16
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螢子
あいまいな記憶のままに失せ物を探しています哀しき磯路
17
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山田杜魚
嘘が罪なのではなくて最後まで嘘を吐き通せないのが罪
16
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向日葵
連ドラの軽い会話の傍らに床に散りゆく恋した月日
4
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沙羅
まどかなる月を背にして透かしみるわがこころには鬼が住み居て
9
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氷吹郎女@停止中
君だけがすべてだなんて言わないよ そんな瞬間 稀にあるけど
10
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ふきのとう
水無月に色きそい合う紫陽花の藍の濃ければ心染まりぬ
21
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光源氏
待ちし夜の名殘に濡るる花菖蒲はかなき御世の命ひとひら
20
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光源氏
ながむるは雲居にかかる橋なれど夢はこの世にのこしてさらむ
14
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螢子
平和てふ名を持つ君が花びらのやはらかき色染みる水底
22
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さる
惑星の砂持ち帰るハヤブサの無事の帰還をこころ待ちする
9
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芳立
月よばぬ夜半の寝覚めに梅雨空の涙しのびつ君をわすれで
23
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若楓
恋すれば雨もまた良し水無月の紫陽花眺むひとつ傘にて
34
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悠々
わが胸に青き壺あり蒼の水ふいにあふるること多かりき
40
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聴雨
もれいづる月影ほのか君が胸とき止むるのみを願ふ短夜
16
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まるたまる
まぼろしの子供手当よマスコミはなぜ権力を監視しないのだ
14
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三沢左右
夏支度シャツに鞄に日焼け止め帽子の影は深く際立ち
16
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三沢左右
窓の端日差しは右の頬を灼き カーテン越しに、そう、夏が来た
16
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ほたる
「わが胸は白壷」と詠む牧水の壷にあふれる水浴びる夜
13
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浅草大将
うたかたの絶ゆる暇もなし壷に汲めど尽きせぬ和歌の浦水
23
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