庭鳥のお気に入りの歌一覧
みみ松
蝸牛葉を打つ雨音聞こえたら濡れて行きたい苦い雨でも
11
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逢
変わらずにいてくれますかと問いかけて「いいえ」を聞かずにふるさとを去る
41
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逢
永遠と思いこんでた「青春」の二文字の中に「月日」があった
112
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中村夜
こわがりなわたしのこころさしだしてすきだよって言えばよかった
4
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はな
最低なあなたが好きだあの子だけ大事にしてる点も含めて
9
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浅草大将
言挙げて角は立てじと秘め置けば世をまるくすの名こそ哀しも
16
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芳立
菅の根のみだるる沢の音たてばゆくへも知れぬ鳩のかげかな
13
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さる
目に青葉すべてのいのちいきいきとあの震災を知らぬがごとく
9
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さる
四月並み肌寒き朝かたつむり地中にもどる衣替えなり
3
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悠々
棺桶の算段すなる歳なりて文壇デビューの夢愧づかしき
12
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ベイジー
願っても 叶わぬ願いとわかっても父に会いたい 風に託して
11
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氷魚
炭酸が抜ける程度の時が経ち確かにきみはすこし変わった
5
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緋色
セーターに道案内を頼んでは発芽の場所を探す飯つぶ
4
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詩月恵
君と見た未来をわたし歩いている君の知らないひとと手つなぎ
9
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一
タダ券で無理やり空けている今日の僕はタダ券より安いひと
2
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半格斎
乙女子の髮の飾りや山藤の花はゆらぎぬ初夏の風
19
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光源氏
夢にまどひ愛しき人と語りしも夕影草の露のたはぶれ
8
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氷吹郎女@停止中
場所により桜並木の名所です粗大ゴミ浮く山崎川も
2
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悠々
うれしきは歌詠む友の言魂に 若葉の風の薫り立つとき
24
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みみ松
教室で蕗の苦さに母の顔思い浮くべし夏服の吾子
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