みろくのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
ひと雨でこれほど深くなるミドリ 伸びゆく日々を謳歌する木々
32
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リクシアナ
電飾の舗道に滲む盛り場をほろ酔い歩く春雨の夜
30
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安井シンゴ
菜の花の色も見ぬまま芥子和え 我が食卓にも季節巡らん
19
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石川順一
未知挑む勇気がヘザーに湧いたならジョーカーを引き牧場経営
12
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西村 由佳里
やわらかなベンチに座って読んでいるいろんな人のいろんな日々を
10
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九條千鶴
ひゅるひゅると縁取りながら吹く風は世界を描く地球の筆だ
7
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林林
先生の目線の先の物隠すあと五十分で家庭訪問
27
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助平小町
恥づかしき人の教へを身に受けて 暑きを冷ます春のそよ風
9
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詠み人知らず
日本の譽れ高く咲き誇る 櫻を背負ひし赤柴が吠く
10
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千葉 甫
風の来て日陰の塀に這う蔦の束の間伸びて陽ざしに触れる
9
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松本直哉
横抱きにまた縦抱きに抱きなほしみどりごあやすあけがた三時
12
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tasuku
生きていることの痛みを問う如く老いたる母の法華経唱える
17
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万陽
ゆさゆさと 風に揺らめく 藤の花散るな散るなよ いつまでも咲け
13
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tasuku
擦り切れた心に沁みる匂いかな羽衣茉莉花ひっそりと咲く
10
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千映
吾の弁当たくあんさっと君口にこれも愛だというんでしょうね
9
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みやこうまし
老いてなおこの道目指す 若きより求め続けし真実一路
21
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士心
少しずつ少しずつ想いを下げていく これでいい ずっと君の傍に居たい
10
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石川順一
蒲公英の写真を撮って雛罌粟を撮り忘れたり航海の中
18
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卯月
見るひとの誰もなくともさくら花あるいは人の滅びたあとも
13
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詠み人知らず
惡戲に 櫻吹雪を吸ひ上げる 蒼穹目掛け 手伸ばし一笑
10
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