夏恋のお気に入りの歌一覧
月虹
雨音に包まれながら目を閉じる夢の中まで潤うように
30
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南美帆
十七で天に昇った弟の誕生日ゆえゴディバで祝う
12
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灰色猫
一度でも 愛してしまえば 愛されて しまえばもう 忘れられない
37
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村上 喬
春の雪熟れた苺を頬ばれば君のほほえみかすかにうかぶ
18
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詠み人知らず
風邪に伏し薄い眠りを繰り返し 水とのど飴 交互に舐める
14
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月虹
幾重にも重なる音色 心音が伝わるほどに抱きしめながら
61
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詠み人知らず
目を閉じて素直な心 文字にして 戦友たちと 交わす喜び
17
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詠み人知らず
隣席の紳士の開く文庫本 智恵子抄とは 似合いすぎてる
21
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詠み人知らず
夕暮れにコーモリ落とす長い竿 よい子が遊ぶ 知恵とチカラで
13
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詠み人知らず
家のない青年の寝る地下道の 零下の朝に 呼吸の止まる
15
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詠み人知らず
たまたまの神戸そごうの地下二階 余裕隠さぬ 人らの微笑
14
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詠み人知らず
湖に降る月光は太古から岸に流され 波音になる
22
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乙女田虎子
伏しがちなここ数日で荒れた部屋はげたマニキュア呆然とみる
7
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灰色猫
狐火の 淡い光の 行列に 並んでしまえば もう抜けられない
37
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詠み人知らず
贅沢に琵琶湖の見えるレストラン 六百円の 朝食を摂る
19
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詠み人知らず
夢を見る少年の首を切り裂いた ひ弱なオトコ 狂った社会
15
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詠み人知らず
BarBarのマスターのいう牡蠣ならば 大阪池田 かき峰ですよ
10
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詠み人知らず
ある朝に目が覚めないってこともある サニーサイドを 焼きつつ思う
17
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南美帆
如月の桜の枝に芽は仄か満開の夜はあなたと共に
12
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詠み人知らず
必ずや夜明けも春もやってくる 深夜の帰路の 白い息にも
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