みやこうましのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
遙かより 呼ばるる声が したよふな 愛逢月(めであいづき)の夜の空耳
13
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詠み人知らず
優しさの 裏側にある 臆病に 君を待ち詫び 迷ふ花びら
15
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詠み人知らず
想い出は 時に埋もれて 翳りゆき おぼろとなりて 気づく儚さ
7
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トーヤ
見えなくていつもどおりと間違えて今日という日は静かに終わる
8
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七色コイン
耕して天まで至る水が浦 祖父の兄貴の銅像がある
10
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楓
露天の湯ひとり身体を沈めればはらりと落ちる紅葉ひとひら
49
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詠み人知らず
暴風雨まけじと朝顔がんばりて台風一過に咲かせし群青
17
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半格斎
おみなごの拗ねた丸みの頬なるやぬかづきの色は朱になり始む
17
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恣翁
小刻みに こっち、こっちと 振れる尾の 誘ひに任せ 鶺鴒を追ふ
33
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晴流奏
ほの甘く交わす言葉の幸せの分だけ丸く満ちていく月
15
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まるえふ
その足で歩いた日々は嘘じゃない明日の朝日はバカでかいかも
10
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三沢左右
糸の目の数なかりけり涼やかに見る東雲の秋の雨粒
18
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七色コイン
花をよく知る女でした。言いたいよ。いまだ恋しい、きみに逢いたい。
12
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聴雨
目に見えぬバリアに心壊れゆく決して届かぬ思いと共に
6
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まるえふ
同級生皆同じ歳をとる薄くなったり厚くなったり
17
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ふきのとう
台風の被害撮せし映像に友の住む場所気にかかりおり
14
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山桃
笹百合を遠巻きにする草刈りの夏にさやかな風は吹きけり
12
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山桃
用水へ落ちて息つく草刈りのシャツをひやかす緑陰の風
8
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山桃
さきゆきは死すべき身とぞ覚えども心にかかる原発の雲
15
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山桃
むすんではきえゆくひとよそよろふく秋風うらめ朝萩の露
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